背骨と病気の関係

生活習慣などによって骨盤（建物の土台）が歪むと背骨（建物の柱）も歪みます。背骨が歪むとお身体に症状となって現れてきます。背骨や首の骨は積み木のように重なってできていて、その形は凡そ標準化されていますが、何かの拍子に骨が歪んで（ずれて）しまうと、骨の中を通っている神経が圧迫されるため、圧迫された神経の先にある臓器の神経伝達が悪化するため臓器の機能が低下してしまいます。例えば首の骨が歪むと、肩こりや頭痛、耳鳴り、不眠症、手のしびれなどが起こりやすくなり、背中の骨が歪むと呼吸器系や消化器系への障害、アレルギーなどが起こりやすくなり、腰の骨が歪むとぎっくり腰やヘルニア、神経痛などが起こりやすくなったりします。お身体の裏（背骨）と表（臓器）は密接に関係していますので、いつも正しい姿勢を保つことが大切です。